理学療法士だった僕が整体院を開業して成功するまでのリアルな体験談

整体院開業のノウハウは本に載っていたり、検索すれば出てくると思いますが、どういった流れで理学療法士だった人が整体院開業まで至ったのかといった個人的な話ってなかなか聞けないと思います。

身近にそういった人がいれば聞くことができますが、数が非常に少ない。

なので理学療法士だった僕が整体院開業に至るまでの話を記事にしてみました。

理学療法士としてうまくいかなかった病院時代

まず、僕が理学療法士の資格を取り、初めての就職したのが総合病院でした。

夢と希望を持って入社した新卒の気分で、これからがんばるぞ!と気合いを入れていたのですが・・・

現実はそうではありませんでした。

新人なので知識や技術のなさはもちろんあったのですが

上司からの説教がひどくしだいに心がボロボロになってしまい、

気づいたら精神科を受診するほどになってしまいました。

「つらい、本当につらい。」「地獄だな」と思いました。

いつのまにか自分の中に夢や希望がなくなってしまいました。

その中で助けられたのは、仲間の優しさです。

周りの人が気にかけてサポートしてくれたり、相談に乗ってくれたりしました。

今でも本当に感謝しています。

そしてどん底にいる状態で

「なんとかしなきゃ!」

と思い、自分はどうなりたいのか、自分の強みは何なのか、自分の夢や目標は何なのかなどを真剣に考えました。

自分と徹底的に向き合うことで、理学療法士としてどう在りたいのか光が見えてきました。

そしてね整形の道に進んでしっかりとした技術を身につけたいと決め転職を決意しました。

総合病院時代はつらかったのですが、自分と向き合えるきっかけにもなりました。

理学療法士としての在り方を見つけ、自分のビジョンが明確になったからです。

腕を磨いたクリニック時代

病院時代に方向性を見つけた僕は、整形専門のクリニックへ転職しました。

そこでは疾患の90%が整形外科でした。

なかなか痛みが取れない方がいたり、思ったように効果が出ない毎日。

患者さんの期待に応えるためクリニック時代は腕をひたすら磨きました。

毎日10人以上の患者様と関わり、セミナーへ週1回以上通い、本も読み漁るなど、自分の技術を磨くことに明け暮れました。

中でも痛みをとる技術を徹底的に学びました。

毎日、勉強の日々をおくっていたのですが・・・

社会をみてある時ふと気付いたんです。

効果のでる知識や技術が世の中に広まっていない。

痛みを取るためには、評価から原因を見つけ的確にアプローチすることが大切。

しかし、社会をみると一般の方に広まっていない。

理学療法士は知識と技術を持っているのに、民間との繋がりが薄いのです。

つまり、正しい治療法が民間には全く浸透していない。

そういう現状をみて自分で開業することを決心しました。

自分の知識や技を磨くと並行して、開業方法や経営の知識なども学びました。

僕はこうやってクリニック時代にミッションを見つけることができました

ついに夢の整体院開業!!

クリニックでは技術と開業の知識を身につけつつ、開業の準備も進めました。

そして、クリニックの協力を得ながらついに開業をすることができました。

「新しい船出だ、これからたくさんお客様がきて忙しくなるぞ!」

と意気込んでお店をオープンさせました。

 

しかし!!・・・

 

現実はそう上手くはいきませんでした。

オープン初日のお客様はたった1人です。

その後もそんな感じがずっと続きました。

自分のイメージと全く違う現実。

多くても1~2人程度の来客。

誰も来ないという日もありました。

何をしてもお客様が来ない。

この状態がしばらく続きました。

開業っていうとパッと華やかなイメージがありましたが、開業したら現実はさらに大変になりました。

忙しくなっても売り上げは増えません。

とても大変な時期でした。

そんな時期でしたが、自分の中のルールだけは絶対に守るようにしていました。

そのルールとは、

・技術は安売りはしないこと

・一人ひとりの人と真剣に向き合うこと

そのルールを守りながらできることはたくさん試しました。

整体院経営ついに成功!!

オープンから数ヶ月はなかなかお客さんが来ません。

しかし、なかなかお客さんが来ない時でも、ずっと悩んでいるようなことはありませんでした。

毎日、「なんでお客さんが来ないのだろう。」

という問題点と向き合っていました。

でも悩んでいるだけではなく色々と試しました。

例えば・・・チラシを新聞折込にしたり、ポスティングにしてみたり、色々なところに挨拶にいって繋がりを持ったり、駅前でチラシを配って見たり、、、と試行錯誤の連続でした。

しかし、それを繰り返して行くうちに効果のあるものがわかるようになってきました。

チラシはこう作ってこう配ったほうが反応が良い、

こういう声かけをするとリピート率があがる。

レジ前にこういうPOPを置くと次に繋がるなど。

「問題点→落ち込む」だけではなく、

「問題点→改良する」を繰り返すことで次第にお客様は増えていきました。

ここまでくるのに1年かかりました。

1年もやっていくと「こうやればうまくいくんだ」というコツのようなものが身についていきます。

次第にお客様も増えていき、予約満席の状態が毎日続くようになりました。

それに伴って売上も増えていきました。

成果が出てきたことで整体院経営がさらに面白くなっていきました。

今現在でもその状態で続けられています。

今まで支えてくれた仲間や友人や家族、お客さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

開業当初は大変だと思いましたが、今はとても幸せだし、色々とやってきてよかったなと思います。

病院時代や開業当初は辛いな大変だなと思いましたが、理学療法士になって僕はたくさんの学びを得ることができました。

大変でしたけど振り返るとあのどん底の経験をしてよかったなと思えます。

整体院を開業して学んだ2つのこと。

簡単ですが、開業までの話はこれで終わりですが、

整体院を開業して成功するために大切なことを2つ学びました。

1つ目は、一人ひとりと向き合う大切さです。

最初にたった一人だけいらっしゃった方は現在でも応援してくれています。

開業っていうと難しく思えるかもしれないですが、

結局は人と人との繋がりなんです。

お客様から「あそこはいいよ」と小さな口コミが始まり、

紹介でその家族の方や知り合いでいらっしゃって、

またその家族の方や知り合いから紹介で広がっていきました。

色々と広告方法を試していきましたが、紹介に敵うものはないと思いました。

でもその口コミが生まれるのは、一人ひとりとしっかり向き合った時です。

大切な一人の人として真剣に向き合った時だけしか口コミは生まれません。

売り上げが安定した今でもこの気持ちはなくさないようにしています。

 

2つ目は、自分と向き合うことの大切さです。

病院時代に精神的に落ち込んでしまった時も、

開業当初に集客がうまくいかなかった時も、

自分と向き合うことで希望の光が見えました。

悩んだ時はカフェにいって白い紙を広げ、ペンで自分の頭の中のことを書き出しました。

今の不安や問題点は何なのか。

これからどうしたいのか、どう在りたいのか。

(これは余談ですが、僕が珈琲が好きなのも、自分と向き合う時にいつも一緒にあったからです。)

そうやって自分と向き合い活路を開いてきました。

つまり、テクニックよりも大切なものは、自分と向き合い、自分がどうなりたいのかを知ることだと思います。

まとめ

以上が僕が今まで学んできたことです。

テクニックは後からついてきますけど、自分と向き合うことは意識しないとできません。

こんな感じで今までやってきました。

自分と向き合おう機会を意識して作らないと、人は自分と向き合うことができません。

今は時間もお金も仕事内容も自分が思うようになってます。

これから開業したい人に一つアドバイスをすると、開業する前に、一度自分と向き合ってみてください。

僕は自分と向き合って、どう在りたいかを考えることが開業への第一歩だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

Ryosuke